■夏の恋路海岸での屋台販売が原点
30年前(昭和55年頃)、夏の海岸で焼きいかとして生まれました。
味噌と生姜をミキサーにかけた手造り味噌ダレは、組合長の妻考案のレシピ。
能登半島の恋路海岸で夏になると屋台を出し、焼きいかを販売。
毎朝作りたてのタレを持って組合長の娘たちが屋台で焼きいかを焼いていました。
「焼きいか」といえば、醤油ダレが一般的。
しかしこの味噌だれは、少し甘めで生姜の香りがプンとして、焼きあがりの香ばしい香りは、食欲をそそり、リピートのお客様が絶えませんでした。
恋路海岸は、文字通り恋人と訪れる人や、また毎年テントを張る家族も多く、幅広い年齢層の方たちから美味しいとご好評いただいた味です。
■屋台の味を商品化への道のり
もちろん小木港産の真いか。
焼きいかとして販売していたときは、いかに串を打ち生の状態から焼き、焼きあがる頃にハケでタレをぬり、タレに火が通ると焼きあがり。
焼きたてを熱い内に召し上がる。
これは美味しい!
しかし、いざ“商品化”となると、いろいろ課題が出てきました。
まずはお客様が焼くだけで召し上がれるように味噌ダレをいかにつけておきたい。
しかし、いかの鮮度が良すぎて、味噌ダレがつかない。
はじいて染み込まない。
しかも、いかから出る水分で、味噌ダレの味が薄まってしまう、、、。
試行錯誤の結果、いかを一度軽く干すことにした。
しかしこの商品はいかを開かず、筒状のままにしたかったので、胴中の水分が問題となりました。
そこで、耳の先端部分を1杯ずつ吊るして干すことにしました。
結果、中の水は真っ直ぐに落ち、外側はさらりと乾き、耳たぶのような弾力が出ました。
味噌ダレに漬け込んだときの、つき具合も納得のいくものになり、焼き上がりのいかの膨らみ方が増したことで、さらに見た目にも美味さが増すことになりました。
しっこりしながら大変柔らかい独特の食感に仕上がりました。
こうして商品化され、当組合を代表する商品の1つになったのです。
■裏話
当時は一夜干し作業と同様、海辺での作業、しかも寒風が吹く日のみの作業、何万本という注文をいただくようになり、製造することは困難となりました。
風がない日や、少し暖かい日など無理に製造をすると、やはり納得のいくものができないのです。
新工場設立に伴い、冷風乾燥機で干すことを検討しました。
強く干し過ぎると、商品特徴である柔らかさがなくなり、干しが甘すぎると味噌だれに漬け込んでいるうちに、水分が戻り味噌ダレがつかない。
また、吊り干しへのこだわりから、通す棒を専用に作らせ、試作を繰り返し、納得のいく干し具合となりました。
これにより、年間を通して安定した品質の商品を提供することが可能となったのです。
「今もあの恋路海岸で見たお客様の笑顔を思い出します。」
当時焼きいかを販売していた娘は現在この組合の専務。
「感動して頂ける味噌漬けを提供し続けたい。」
これは、当組合専務のそんな思いがこもった商品なのです。
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http://www.ikaturi.jp/item_detail/itemCode,b-2/
http://xc530.eccart.jp/u552/images/4_l.jpg
いかの生姜味噌漬け
500 円
生姜をきかせたオリジナルの味噌タレに漬け込んだ味噌漬け。軟らかく焼き上がるこだわりの贅沢製法仕上げ。<br />
<span style="color: rgb(0, 0, 255); "><商品誕生秘話掲載中!></span>