(2012年12月10日 13:11:44)
3日ほど前に嵐がありました。その次の日に寒鰤が大漁にあがりました。
地面を巻き上げるような痛いくらいの冷たい風をこちらでは、「しかたの風」といい、鰤をよんでくれます。
きびしい嵐があると「鰤おこしだろう」といって寒鰤を待ちます。
今朝は雪が積もりました。
能登の冬は厳しいけれど、窓から眺める雪の風景はなんともいえません。
いか釣船も正月には地元に帰ってきます。
そして暖かい家で寒鰤や鱈、あんこうなど、
北陸ならではの冬の味覚を味わい、
漁師の正月2月11日に「起舟」(きしゅう)を迎え
大漁と安全を祈願し、
次の漁期に備えます。