(2017年5月17日 16:35:52)
平成29年5月14日(日)の小木港
伴旗祭りも終わり、6月の出港に向けて小木港が徐々に活気づいています。
4月から、作業する乗組員の声が海風に響いています。
前の漁でついた船体の錆を落とし、
真っ白なペンキを塗り、
来月から始まる漁に備えます。
「旗竹」を立てている船が1隻ありました。
これは、出港の準備が完了した合図です。
(この船は、例年特に品質の良いイカを水揚げします)
この日は晴天で、海も船も眩しいくらいに輝いていました。
キラッキラに輝く海の光が、真っ白な船体に反射して、光の波模様になって広がり、
きらきら、ゆらゆら輝く様を見ていると
いつも時間を忘れて見入ってしまいます。
もう一つの惚れポイントは、船の先端。
白に赤の刺し色(実は錆止め塗料)、
絶妙なカーブで作られた形状。
そして何より凛とした存在感。
そろそろ、出港を控えたいか釣船の乗組員の家へ、
ご近所や知人が「祈大漁」の熨斗をかけたお酒などを持参し、
「がんばってね。体に気をつけてねー。いってらっしゃい。」と声をかけて、漁の安全と大漁を祈ります。
スタッフ:MAEDA