(2020年11月12日 13:35:30)
天日干しは、朝6時30分、みんなに「今日は天日作業です」と電話が入るところから始まります。屋外作業なので、当日の天候を見極めてからでないとGOサインが出ないのです。
朝から手作業でイカをさばいて、海洋深層水に浸したら、屋上の専用干し場にイカを上げます。 1枚ずつイカをロープにかけて、両方の長手をかけて・・・ここでようやくいったん休憩。
イカはたっぷりの海風と陽射しを受けて、揺れながら干されていきます。裏返しにかけて干し上げます。 表面がさらさらもちもちに乾いて、中は水分たっぷりの一夜干しです。
干しあがったイカを取り込みながら、「おいしそ~」「マヨネーズと醤油と一味の3点セットで食べたい」「軽く焼くと柔らかいしね」とみんなうれしそう。 1枚ずつ真空包装をして急速冷凍してあとは出荷を待ちます。
去年は大きなサイズのイカの水揚げがなく、天日干しが1日しかできませんでしたが、今年はいかも大きく身も厚く、これぞ「天日干し」という仕上りで、天候に恵まれればあと何回か作ることが出来そうです。
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