(2022年1月6日 10:42:57)
今期漁を年末で切り上げた能登小木港のいか釣り船。
お正月中は、小木港の傍にある九十九湾の特に静かな湾内で、肩を並べて休息中。この場所は嵐でも波が荒れないので昔から船の避難場でもあります。
修理やさび落としが始まる春先までしばしの休息です。



(2022年1月6日 10:42:57)
今期漁を年末で切り上げた能登小木港のいか釣り船。
お正月中は、小木港の傍にある九十九湾の特に静かな湾内で、肩を並べて休息中。この場所は嵐でも波が荒れないので昔から船の避難場でもあります。
修理やさび落としが始まる春先までしばしの休息です。
(2021年6月7日 15:22:15)
6月6日(日)能登半島・小木港から日本海いか釣り船が全船出港しました。
イカ資源の著しい減少や、他国隻による漁場問題などは続いていますが、いか釣り漁師はそれでも日本海の漁場へ向かいます。(一部の船は5月に北太平洋のアカイカ漁に出漁しました。)
能登・小木港のいか釣り船が目指す漁場は、近海ではなく、大和堆を中心とした日本海のど真ん中で、イカの群れを追いながら漁をします。
『釣り漁』なので、ある程度以上の大きさに育ったイカしか獲れない、生態系に配慮した漁法で行っています。
釣ったいかは、漁場の『船内で即急速凍結』。一尾ずつバラ凍結するタイプと、数十尾ずつまとめて箱型に凍結するタイプがあります。
船の冷凍室が満載になると荷揚げ(水揚げ)のため港に戻り、食料と船の油を積んで、翌日には出港します。通常25~30日サイクルの荷揚げですが、近年は不漁のため2ヶ月近くになることもあります。
今年も、漁の安全と大漁を祈願して見送りました。
(2020年6月8日 15:55:05)
近海のスルメイカ漁の大漁が数日間続いていることから、漁場は違えど日本海船凍いか釣り漁も予定を早め、本日(6/8)無事出港しました。
石川船団の数隻が、経営の危機感から先月一足先に太平洋のオオアカイカ漁に出港していますが、秋には日本海いか釣り漁に合流する予定です。
(2018年6月12日 08:53:37)
能登半島小木港を中心にした、石川船団の船凍いか釣り船が6月1日より
次々に出港しています。
これまで日本海いか釣り船が、主な漁場としてきた
大和堆(能登半島沖のど真ん中にある大陸棚)には
去年に続き、すでにたくさんの北朝鮮隻がいる中での出港となりました。
「事故なく無事に漁ができますように」と祈りながら見送りました。
石川船団の船凍いか釣り船の漁場は「日本海」。そして漁法は「釣り漁」です。
さらに釣りあげた真いかは「即、船内で急速凍結」します。
-だから船凍いかは、イカの質も良く、鮮度抜群です。-
近年、世界的にイカの不漁が続いておりますが、今年こそは、大漁を祈願します!!
⇩ この船は、船凍いか釣り船で、日本一ご高齢船。今年が最後の漁となります。
(2017年7月19日 12:00:59)
漁場で船内急速凍結された
真イカが、どんどん陸に
荷揚げされています。
船内からケース箱に入
った状態で揚げられるのは
「一尾凍結」=IQFタイプ。
ケースに「船名の判」を
高速の手さばきで押しています。
箱の中には、一尾ずつバラで
凍結された真イカが
ぎっしり入っています。
今回は1ケースに
71~80尾入の
超小型が中心。
これは例年にない
小サイズです。
この箱ごと流通する時は、
元箱と呼びます。
当組合では
これを工場で一本ずつ、
鮮度・品質・重量で選別し、
選りすぐったものだけが、
「お刺身用一本釣いか」となります。
こちらはブロックと
呼ばれるタイプ。
箱型にイカを
凍結したものです。
今回は51~60尾で
一塊になっている
小型が中心です。
荷揚げには、
地元の漁師の
奥さんたちが
手慣れた様子で
手伝います。
一塊は8kgもあるんですよ。
これだけの量は、かなりの重労働です。
積み上げたイカは次々に
リフトが
待ち構えるトラックへ。
船凍イカの入札は、
入港の前日に行われる為、
荷揚げされた時には、
すでに行先が決まっています。
積み込みを終えた
冷凍トラックは、直ちに
県内外へ出発します。
この日は、4隻荷揚げされ、
油や食料を積み込み、
夜には、また出港しました。
お刺身用一本釣いかのご購入はこちら⇒https://www.ikaturi.jp/item_detail/itemId,1/
(2017年6月5日 13:51:41)
(2017年5月17日 16:35:52)
平成29年5月14日(日)の小木港
伴旗祭りも終わり、6月の出港に向けて小木港が徐々に活気づいています。
4月から、作業する乗組員の声が海風に響いています。
前の漁でついた船体の錆を落とし、
真っ白なペンキを塗り、
来月から始まる漁に備えます。
「旗竹」を立てている船が1隻ありました。
これは、出港の準備が完了した合図です。
(この船は、例年特に品質の良いイカを水揚げします)
この日は晴天で、海も船も眩しいくらいに輝いていました。
キラッキラに輝く海の光が、真っ白な船体に反射して、光の波模様になって広がり、
きらきら、ゆらゆら輝く様を見ていると
いつも時間を忘れて見入ってしまいます。
もう一つの惚れポイントは、船の先端。
白に赤の刺し色(実は錆止め塗料)、
絶妙なカーブで作られた形状。
そして何より凛とした存在感。
そろそろ、出港を控えたいか釣船の乗組員の家へ、
ご近所や知人が「祈大漁」の熨斗をかけたお酒などを持参し、
「がんばってね。体に気をつけてねー。いってらっしゃい。」と声をかけて、漁の安全と大漁を祈ります。
スタッフ:MAEDA
(2016年6月6日 16:37:58)
2016年6月5日初出港。
朝から順にいか釣り船が出港していき
夕方まで続きました。
身内や友人達は
船が見えなくなるまで見送りました。
能登いか屋さん
フェイスブックページより。
(2016年6月2日 15:55:38)
旗竹(はたたけ)を立てたいか釣り船の、
ペンキのにおいとエンジン音が風と一体になっています。
(スタッフブログ:2012.5.31「出港直前」にて旗竹についての話あり)
大量の「いか箱」(ダンボール)の束をこれから船に積み込みます。
この「いか箱」はひとつずつ組み立てられいかをサイズ別に詰めます。
小木港は6月5日(日)にほぼ全船が一斉に出港します。
沢山のいかが港に水揚げされ、この「いか箱」で港がいっぱいに埋め尽くされる事を
祈願します。
(2015年6月8日 11:39:30)
平成27年6月6日。
今年も、能登町小木港から「船凍いか釣船団」がいよいよ出港。
本年度の漁が始まりました。
朝から夕方まで次々に出港、
港には1日中船から流れる演歌と汽笛が響いていました。
見送りの家族や知人が持つ沢山の紙テープを
船にしっかりと結び、出港準備完了。
父を見送る小さい子どもたちも、紙テープを落とさないよう何度も
持ちかえながら、しっかり見送っていました。
港いっぱいに汽笛を響かせいよいよ出港。
船凍いか漁は、20~30日間程で
船内の冷凍保管室いかで満載になると、寄港し水揚げをして
翌日にはまたすぐに出港。1月末頃まで続きます。
大漁と安全を祈願いたします。