「いかの匠」が語る。

(2018年3月1日 10:00:48)

 

幼少の頃より、いか釣船に乗りいか漁をした。

船の上というのはまさに大人の漁師の世界だから、大人と同じ仕事をしないと

えらく叱られたりする。”辛くてもがんばるぞ”という漁師的な根性がやしなわれた。

19歳で機関長になって45歳で大型いか釣船の親方になった。

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30余年前(昭和55年頃)、いかを獲る方から売る方への転換。

当時としては漁師が物売りなんて極めてめずらしい事。

「大型船の親方が、軽トラにいかを積んで

いか一本買ってもらうのに、稲運びの手伝いまでやったよ。

 

今では個人のお客さんはじめ、ゆうパックや量販店で

全国に多くのファンがついてくれたけどね。」

子供の頃、漁労の間に船の上で仮眠しながら

いかの鳴き声を聞いて育った私としては、

小木港の船凍いかを全国の方にまだまだ知ってもらいたい!!

「いか一筋の人生。

いかのことは、オレに任せろっ!」

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平成23年石川県から“ふるさとの匠(いか加工)”認定されました。

 



いか屋のこだわ
 
 

その1・原料ika-genryou.jpg

◆いかは日本海沖で釣り、能登小木港で水揚げされる刺身用の船凍いかだけを使用。

その中でも特に鮮度管理に優れた船を、入港前に指定し、さらに厳選しています。

◆能登沖で取水されたミネラルが豊富で清浄性に優れた低温で良質の海洋深層水を使用しています


その2・製法

◆一番のこだわりは鮮度。

鮮度保持の為、殺菌海水で下処理し、製造能力を見極めた人の配置等、常に鮮度よく仕上げるための最善の方法で製造しています。

◆設立当初からのもう一つのこだわり、それは「いか釣漁師が漁労の間に船上でつくる味」この味を守る為、機械生産を極力行わず、一つ一つ丁寧に手作りしています。

◆時代に沿った商品の開発にも積極的に取り組んでいます。

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その3・衛生

◆安心・安全が求められる時代に対応し、エアーシャワーなどの衛生設備を備え、電解水殺菌など衛生管理を行っています。

◆また何より社員の衛生意識の徹底に、真剣に取り組んでいます。


その4・心

◆幼少の頃より“いか釣漁師”から”いかの加工”と”いか業一筋”の創業者の真念。

「本当においしいいかをお客様に食べてもらいたい。」

「漁師が命がけで獲ったいか、大切に扱わなくてはいけない。

その気持ちがあれば、どうすれば一番おいしくなるか、いかが教えてくれる。」

その心と経験は、社員1人一人に受け継がれています。            

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北國新聞掲載写真 

 

 

組合長講演について大学生の感想

(2013年5月15日 09:11:01)

平成24年からスタートした里山里海プロジェクトによる大学の「里海体験実習」で、

当組合の組合長が金沢大学や北陸大学などの学生さんたちに向けて

「船凍イカ産地加工の挑戦~小木のいか釣今昔物語~」と題した

講演をさせていただきました。

(※当HP「お知らせ」2012年7月で紹介しました)

その時の学生さんの感想を一部ご紹介します。

 

  ●イカ釣りが、こんなにも厳しい世界だったのだと感じました。特に昔のお話を聞いていて、トイレが命懸け

   だったり、飲み水もあまり飲めない環境であったことなど、本当に衝撃的なエピソードでした。

   前田さんが12歳の若さで大人と一緒に船に乗り、18歳でリーダーになられたことは尊敬です。

   強い心を持って努力されていたのだと感じました。政府からの規制など様々な壁を、

   自分なりに考え工夫し、今のような形態までもってこられたことに大変感銘を受けました。

   「命懸けでとってきたものだから自分で価値を決めたい」という言葉が印象的でした。

   前田さんの常に前向きで逆行にも負けない強い心は、私たちも学ぶべきものだと感じました。

 

  

  ●実際に船に乗っていた人のリアリティのある話(船の排泄事情やお客からの苦情電話対応など)が

    聞けて面白く、また商品として海産物をみてそれをどう食卓に届けるかというのも

    これからの重要なファクターだと思いました。

 

  

  ●実際にいかをブランド化(鮮度の観点)している方の話だったのでとても興味深かった。

 

 

初年度の実習目標は「身近な自然である里海の重要性と現状・問題点を知る」

だったそうです。

組合長の講義が感性豊かな学生の皆さんの、何かしらお役に立てれば幸いです。

 

 

 

-最後の能登衆-

(2012年4月25日 11:41:08)

健在する最後の能登衆の体験談を

組合長自らが膝をつき合わせてレポートしたものを

只今、一冊の手記として製作中です。

皆様にもお見せする機会を是非つくりたいと思っています。

 

 

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「組合長48歳の1枚」

(2011年3月10日 11:41:13)

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昭和の後半に入り、日本海のイカ資源の減少から、

将来を見通した新漁場開拓がおこなわれた。

 

オーストラリア・シドニー沖へ、石川県小木港から11隻の船が参加した当時の、第一宏栄丸・船主前田善栄48歳。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「第一宏栄丸」  

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今年もいか焼くぞっ!22年!!

(2010年7月5日 11:47:11)

「今年もいか焼くぞっ!!」

 

22年、あばれ祭、

今年も組合長の一言でイカ焼きました。

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今年もいっぱい焼きました!!

いい祭やったぁ~

今年もいか焼くぞっ!21年!

(2010年2月20日 10:19:17)

宇出津”あばれ祭”

今年もいか焼きました!!

「今年もいか焼くぞっ!!」

 

組合長のこの一言で

あばれ祭2日間限定、今年も焼きいかを販売しました。

 

焼きたての「いかとんび串」、「生姜味噌焼き」共に、

大好評!!

おかげ様で完売致しました!

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今年も東京や大阪からもたくさんの方がお祭りを見にいらっしゃって、

焼きいかをお求めいただきました。

ありがとうございました!

 

また来年もお待ちしておりまーす!

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まんでうまいげんぞー!

(2010年2月20日 10:18:09)

作りたてを食べれるのは今だけ!今年はさらに旨い!この違い分かるかな!

限定/寒風「烏賊の天日干し」

 

「食べてみたか!まんで、まいげんぞー!」と組合長、今日も活き活きした顔であらわれました。

 

一、うまい理由は『干し場』にあり。

 

組合長が暑い夏の日も、少々風の強い日も、体調を崩して額に下熱シートを貼りながらも、

毎日チェーンソー片手に一人屋上にのぼりようやく完成した新しい干し場がこれ!↓

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自慢のいかが、こだわりの能登の風(この時期にしか吹かない冷たい乾いた風)と、太陽の光を一番最高に浴びれる様どうしても工場の屋上に干し場を作りたかったのです。

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そんな組合長の暑い思いの詰まった、当組合でしか作る事のできない、

寒風・天日仕上「いか一夜干」どうぞ御試しあれ。

 

「まんでうまいげんぞーー!!」「とてもおいしいよ^^」

 

皆でパチリ。

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こうやって、「烏賊の天日干し」が出来上がるのです!

商品ページ→「烏賊の天日干し」

 

いいがに干せたがいや~。おい、漬け込むぞいや!

(2010年2月20日 10:08:30)

11月のある日のこと。。。。

 

今年も(天日干し製造の季節が)来たぞいや~♪

 

組合長が鼻唄交じりに話しかけてきます。

11月から2月の期間のみ、いかの天日干を作ることが出来ます。
毎年この時期が来ると一夜干しだけでなく、
いかの生姜味噌漬けも天日干しで製造します。

 
一夜干しと生姜味噌漬けは、組合長の自慢の商品です!
一杯一杯干し具合を確認しながら、ゆっくり潮風にあてます。

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この時期の海から吹く潮風はとても冷たく厳しいのですが、いかの身をふっくらしっとりと仕上てくれます。
当組合の組合長は、組合設立当初からこのきれいな潮風と空気にこだわり続け、この時期を毎年楽しみにしています。

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ツボ抜き処理(内臓を取り除く処理)には殺菌海水を使用し、真水の使用は洗浄時のみです。
海水を使用することで、鮮度感を保ったまま干すことが出来ます。


一度に千杯以上のいかを干すので、干し時間の管理も重要になります。
満遍なく天日を当て、一杯一杯干し具合を確認しながら取り込んでいきます。

耳たぶ程度の弾力が出れば漬け込みに入ります。
使い終わった道具はきれいに洗浄して、次の晴れの日まで休ませます。


組合長、

「いいがに干せたがいや~。おい、漬け込むぞいや!」
 
(標準語)『最高の干し具合だ!皆、味噌に漬け込むぞ!』
 
 
こうやって作られるの商品が、
(新工場設立に伴い、いかの生姜味噌漬けの干し工程は、冷風乾燥機で干すことになりました)