守りたい味

(2009年12月18日 16:59:30)

組合長がまだ若かった頃、

その娘さんたちは夏になると能登の恋路海岸で焼きいかを売っていました。

奥さんが、味噌ダレを毎朝作り、娘さん達がそのタレを小木の新鮮なイカに塗って焼いていました。

焼きイカと言えば普通醤油風味。
しかしこの焼きいかは、味噌の焼けた香りが香ばしい、生姜風味が口の中にふんわり広がるオリジナルの味。

そして、

この味を、当時イカを焼いていた娘さんで、当組合専務が商品化しでできた『いかの生姜味噌漬け』
奥さん伝授の味です。
当組合自慢の一品です。

今は海岸で焼かなくなりましたが、

夏の熱い風を浴びるとあの日を思い出すそうです。

おいしいって気持ち

(2009年12月18日 13:10:54)

イカが大スキでならない私ですが…..、

実は、塩辛がどうしてもダメでした
〈生グサイしなぁ…見た目も….(;´Д`))

女性の方にいるかも。
(イメージですが)
どうなんでしょう

っと思っていた私が
この会社に入って、塩辛を作る為、色んな過程にたずさわりました。
作り手の気持ちを知りました。

商品作りのすごさを知った私は、食べたくなって試食させてもらいました


「ぜんぜん生ぐさくないっ!」
「からくない!むしろ甘いっ!」
「イカが活きてるぞぉ!!」

うまい。
旨い。
うまーーーい
(ウルサーイって??)(笑)

やっぱりすごいなぁ。
もの(商品)作りにたずさわって、作り手の気持ちがわかった時

口に入る
ひとくちに感じる
おいしいって気持ちが

なんか感動にちかい

そんな風にお客様にも、商品一つ一つの作り手の気持ち、作る工程、もののよさっていうのが
うまく伝わるといいなぁ

そしたら買っていただいたお客様においしいって感動してもらえるなぁ

天日干しにこだわる理由 その2

(2009年12月18日 10:00:45)

前回お話した
天日干しにこだわる理由の続きです

今回のテーマは、
「機械干し」と「天日干し」の違い。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
イカを開いた状態で干すと、表面にうすい【膜】ができます。
この【膜】が重要

この【膜】こそが、以前説明した【旨味成分】の集まったおいしい部分

天日干しすると、機械干しよりこの【膜】が厚くなりますっ
すなわち、旨味が厚くなります

この厚い【膜】は、噛みしめた時の弾力とイカの肉(身の部分)の柔らかさを包み込み、旨さを最大に引き出してくれます。

そして、天日ならでは
無添加・安心・美味しい一夜干しができます。

以上、組合長天日干しにこだわる話でした